洋上風力発電 用語集 『着床式』
更新日:2023年10月30日
洋上風力発電専門用語集【た行】 出典:編集部作成
洋上風力発電事業に関する専門用語をまとめました。一般的な洋上風力発電に関する用語の他、能代市に関連する用語についても解説しています。この記事は、洋上風力発電用語集シリーズのうち、「た行」の用語を解説します。
- この記事の著者
- エネルギーのまち能代 編集部
- 皆様は「洋上風力発電」をご存知でしょうか。秋田県能代(のしろ)市では、日本で初めての「大規模商業運転」が2022年から始まっています。
このサイトでは風力発電の話題はもちろん、再生可能エネルギーや環境問題についても幅広く解説しています!洋上風力発電で未来をひらく、能代の「いま」をご覧ください。
洋上風力発電用「着床式」
洋上風力発電用語集「ち」 出典:編集部作成
洋上風力発電の着床式は、海底に設置される風力タービンの基礎構造の一つ。この方式では、風力タービンを海底に直接固定することで安定性を確保し、発電設備を運用する。着床式の基礎構造にはいくつかの種類がある。
・モノパイル式:単一の円筒形の鋼管(モノパイル)を海底に打ち込む
・ジャケット式:複数の鋼管や鋼材で構成される枠組み構造
・Tri-Pod:三つの鋼管(脚)が水平方向に配置された構造
・Suction Caisson(吸引ケーソン):円筒形の鋼製ケーソンで固定される
・Gravity Base(重力式基礎):コンクリートや鋼鉄で作られた大型のブロックで固定される
支持構造形式の代表例 出典:NEDO
他の「ち」の洋上風力発電用語
・洋上風力発電の用語「地域共生策」
・洋上風力発電の用語「蓄電池」
・洋上風力発電の用語「直流電流」
洋上風力発電とは?
ヨーロッパでは既に大量導入が進んでいる洋上風力発電。日本でも再生可能エネルギーの主力電源化への切り札として、洋上風力発電の事業化に注力しています。
洋上風力発電について解説はこちら